« 2011年12月 | メイン | 2012年03月 »

2012年02月 アーカイブ

2012年02月14日

那須町の伝統芸能、「時庭の神楽」

2012年02月14日

2011年2月24日、那須町時庭地区で『時庭の神楽』が行われました。



『時庭の神楽』は時庭地区の20数軒の家を回ります。この神楽は悪魔払いをはじめ、火伏せ御祈祷、五穀豊穣、無病息災を願う神楽で、平地四方固め、幣束を持った幣束踊り、しゃんぎり踊り、また、ひょっとこ踊りなどで構成されています。
また、この神楽はこの地区で180年も続いて行われていて、町の無形民俗文化財に指定されています。

江戸時代の終わり頃、時庭在住の誰かが伊勢の帰途、宇都宮で有志と相談して買い求め、しばらく愛宕山の堂の内にしまっておいたところ、2月24日、堂の中で夜中に神楽の囃子がなりだし、「ああ、神楽が悲しんでそうするのだ」と村人は思い、また神楽を愛宕山から出して村中を門付して回ったといいます。
毎年2月24日に行われ、構成は前かぶり、後かぶり、太鼓、三味線、かね、笛、(ひょっとこ、歌)を8人で交代しながら各家を廻ります。
神楽は午前9時頃、宿といわれる当番の家から出発し、途中、愛宕山も入れて20数軒の家を回ります。各家で15分ほどの踊りと酒等のおもてなしをうけながら、最後に元の宿に戻って来て踊ります。
踊りでは獅子が家人の頭を噛んで無病息災を願うのだそうです。
全て回り終わるのに夜中まで掛かるそうです。宿となる家は毎年、順番で巡ります。

『時庭の神楽』は社会人~35歳までの長男で踊り手となる青年部(8名)と青年部を抜けた16名で保存会が構成され、時庭地区で伝承されています。
このような伝統芸能は今後も受け継がれていって欲しいと願います。
※ 見学可能です。
※ 2011年2月24日 那須観光協会地域バックアップ委員会が取材しました。







より大きな地図で
「時庭の神楽」関連マップ を表示